さて、3月になっていますので、月1更新の小説たいやき屋ものがたりを書きますか~
前回の記事が2月7日ですので、ちょうど1か月程度経過していますね。
なんだか、このくらいのペースでゆるゆると書くのが落ち着きます。
(いや、落ち着いていたらダメなんでしょうけどね~そのうち忘れ去られそう・・・)
前回までのあらすじ
通常出店だけではなかなか利益が出ないので、イベント出店を決意。
たいやきを1個50円から1個100円に値上げ。
イベント申込の様子、当日の朝の様子から、イベント会場に到着。
営業開始・・・お客さんの入りはそこそこ・・・
偵察隊(夫とだいくん)を派遣して他のお店をチェックする。
というところまで書きました。
行列のジンクス
9時から営業開始していますが、今のところお客さんの入りはそこそこです。
お昼が近くなるにつれて多くなることが予想されますので、期待は持てますね。
ここで私が勝手に「行列のジンクス」と呼んでいるある現象を紹介します。
お客さんが来ない時は本当に来ないです。2,30分全く来ない時もあります。
かと思えば、お客さんが行列を作ることもあります。特にお客さんが2,3人並ぶとなぜか後から後から違うお客さんが来ることが多いです。
たいやき屋をやっていると、この現象は本当に多いです。
なぜこういう現象が起こるのかは、大体想像できますけどね。
誰も並んでないお店はなんとなく敬遠されがちだけど、少し行列が出来ていたら、何かな?と思って注目するからでしょうね。
だぶんみんなそんな感じですよね。
心理学的にもこの現象は解明されるのではないでしょうか。
しかしこの「行列のジンクス」は本当にお店泣かせなんですよね~
お店としては適度な間隔でお客さんが来てくれた方がやりやすいです。
お客さんが来ない時間帯が長いと、精神的に凹んできます。
逆にお客さんが行列を作ると、待たせてしまう時間が多くなり、こちらもあせってきます。
特にたいやきの場合は、注文を受けてから焼き始めるのではダメなので、この「行列のジンクス」は本当に困りものなのです。
高校生のお言葉
そんなこんなで、午前中は売れたり売れなかったりしています。
そんな中で、高校生くらいの集団4,5人が通りかかりました。
こちらの方をチラ見して・・・残念ながらそのまま行ってしまいました(泣)
そして、ボソッとつぶやいた言葉がこちらまで聞こえてきました。
「あれを100円は高い・・・」
あ~この言葉には少し凹みました~(泣)
高校生くらいの年齢の子はおこずかいも少ないので、値段にシビアなのです。
以前のように1個50円だったら買ってくれただろうな~と思うと少し寂しい気持ちになりました。
だけど仕方ありませんね!
以前も言いましたが、いつまでも起業したことによる自己満足に浸っている訳にはいきません。
利益という次の段階へ進むために、値上げを断行したのですから・・・
「何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう」 byアルミン・アルレルト
ポケモンカードゲーム始まる
そのうちに、車の前部座席から声が聞こえてきました。
だいくん 「ピカチュウに雷エネルギーを付けてターンエンド・・・」
夫 「ゼニガメにエネルギーを付けて攻撃だ」
どうやら夫とだいくんのポケモンカードゲーム大会が始まったようです。
手伝う気ゼロで、子供と一緒に遊んでいるだけの夫の態度は若干ひっかかりますが・・・
まあそれでも、子守りをしてくれていると良い方に解釈しましょう~
つづく
え~と書くのが疲れてきたので、次回に続いてよいでしょうか
(え、ダメですか。今回の記事短いですからね・・・)
いや、ダメと言われても、疲れましたので次回に続かせてもらいます~
(そろそろ読者いなくなるかな・・・)