これまでの振り返り
昨年ブログにたいやき屋の様子を色々と書きました。
これがなぜか意外と好評で嬉しく思ったものです。
最初はなんでもいいからとにかく起業することが最大の目標でした。
これといって強みのない平凡な主婦の私ですからね・・・たいやき屋に決めた理由も本当に安易なものでした。
だたし、一つだけとことんこだわったのは、とにかくお金をかけずに起業することでした。
慎重な私の性格がそうさせたと思います。
常に失敗したことを考えていましたから・・・
そして私が選んだのが車という選択肢でした。
なんせ起業するまでの総額が約50万円しかかかっていませんからね。
人間は成長する生き物
昔税務署で仕事をしている時に、先輩が言っていた言葉があります。
「人間というものは常に成長していかなければならない生き物」なんですって。
与えられた仕事を漫然とこなしているだけではダメで、自分で努力して、考えて、より一層仕事ができるように成長していかなければならない。
成長をやめてしまった人間は、やっぱり魅力のないものになってしまうらしいです。
なかなか厳しい言葉でしたが、ある意味真実かもしれませんね。
そして個人事業主にもこの言葉は当てはまります。
起業しただけで満足してはいけない、次の段階に進んでいかなければならない・・・
起業の後に目指すもの・・・それは利益です。
起業しただけで満足してはいけない。利益という次のステップへ進んでいかなければならない。
そう・・・「人間というものは常に成長していかなければならない生き物」なのですから・・・
イベント出店という道
これまでは主に本屋さんやドラッグストアなどのお店の駐車場などを借りて、そこに車を停めてたいやきを焼いてきました。
個人でお店に営業をかけるなんて恥ずかしくてできませんが、そこはネット時代の恩恵を受けています。
ある「〇〇サイト(仮名)」というものがありまして (特定されたらイヤなので内緒です)
そこで駐車場を移動販売車用に貸してもいいお店を募集していたりします。
これまではそのサイトから申込をして、お店の駐車場で営業させてもらっていました。
ドラッグストア、スーパー、個人経営の本屋さん、本当にただの駐車場、など色々な場所で営業しました。
それはそれで楽しいのですが、利益という面から見るとやっぱり劣ってしまうのです。
以前の記事でも書いたのですが、費用の中であんこのお金と車の維持費が重いです。
たいやき1個50円でコツコツ売って、これらの費用を賄って、なおかつ利益まで出そうと思うと、なかなか難しいのです。
そこでイベント出店なのです。
これは実は起業する前から考えていたことの一つです。
まずはお店の駐車場などで通常出店で練習して、慣れてきたらイベント出店もやってみよう・・・
漠然とこのように考えていました。
イベント価格
イベント価格ってなんだと思います?
私が勝手に命名した言葉ですが・・・
お祭りなど何かのイベントを想像して頂けるといいかと。
そこで売っているものって、普段みなさんが買う価格よりも高いと思いませんか~
それでもなぜか売れるのです。
お祭りとかだとちょっと高い価格でも、やっぱりみんな買うのですよね。
これがイベント価格 (命名者ふく(笑))
という訳で、私はここで思い切った決断をします。
たい焼き1個100円という値段
以前も記事に書いたのですが、私のたいやきは9.5cm×5.5cmのちょっと小さめなたいやきです。
これが1個50円だと、みなさん安いと言って買ってくれます。
でも1個100円だとどうでしょうか・・・たぶん高いと思いますよね。
私のたいやきは、味はものすごく普通ですし、あんこはこしあん一種類のみです。
つぶあんも売ればいいと思うかもしれませんが、余ったあんこは廃棄になりますので、2種類にすると廃棄物も増えます。
それともう一つ・・・私自身たいやきを焼いて、お客さんにお渡しするだけで手一杯なところがありまして・・・
とても2種類のたいやきを注文に応じて焼き分けて、売り分ける自信がありません。
という訳で、味でも種類でも勝負できない私のたいやきですが、唯一イベント価格だけに頼って、値上げを強行しました。
ちなみに70円だとか80円だとかも考えたのですけどね~やっぱり中途半端でしっくりきませんでした。
ワンコインはメリットでもありますからね。
ガッツリ100円で勝負だ(笑)
つづく
スミマセン、ここで次回に続きます~
今後の予定ですが、イベント出店編をしばらく書きまして、
その後は原点に振り返って、私の就職時代の様子からたいやき屋を始めるまでを書いていきたいと思います。
小説たいやき屋ものがたりは毎週1回程度更新します。
だけど筆が追い付かなかったり、別の記事を書きたくなった時などは2週間に1回程度の更新になる場合もありますのでご了承下さいね。
細々と長く書いていきたいと思いますので、どうかそういう目で見て頂ければありがたいです。
(全然小説体じゃないですねというツッコミは無しの方向でどうか・・・そのうち小説のような文章が書けるようになります・・・たぶん・・・(笑))