こんばんはふくです。
前回からの続きで、コロナ禍中の売買記録を詳細に振り返ります
一応言っておきますと、私はコロナショックがもう終わりと思っている訳ではなくて、むしろその逆で倒産連鎖や第2波の到来など、今後も厳しい状況が訪れるものと思っています。
その際に、今度はもっとうまく立ち回れるようになるために、今回のコロナショックから反省材料を見つけ出して、対策をたてておこうという趣旨です。
では続きを書きますね〜
3月上旬
ついに世紀の日経平均大暴落が始まります。
本当に今まで体験したことのない暴落でした。
これまでは日経平均株価が1000円下げると大暴落だと大騒ぎしていたのですが、それが毎日続くような状況です。
感覚としては、終わりのない底に落ちていくイメージでしょうか
ツイッターでは「株式市場から撤退します」と言うつぶやきが多く出てきました・・・
大量銘柄を保有している私は、正に身を切られるが如き感覚です。
いっそ全銘柄を売却して撤退したら楽になるな〜と何度も考えました。
ここで全銘柄売却してしまっていたら、、、立回りとしては0点だったでしょうか・・・
ここで撤退せずに粘ることができた理由が、今回の騒動における最大の教訓です。
この時私が何を考えていたか・・・それは一言で言うと優待クロス最強です。
現金最強と言い換えてもいいと思います。
すなわち、私が撤退(全銘柄売却)しなかった心の支えは現金比率です。
優待クロスをやっている人はご存知でしょうが、思う存分優待クロスをするには、多額の買付余力が必要です。
それは多額の現金を持つことと同義です。
コロナ騒動時の私の現金:株式比率はほぼ50%:50%でした。
結局、この比率が私を救ったのでしょうね。
たとえ全銘柄が0円になっても、損失は全資産の半分だから・・・そういう思いが心のどこかにあったからこそ、耐えることができたと思います。
この時現金比率が60%や70%だったなら、もっとうまく立ち回れたと思います。
逆に現金比率が40%だった場合や30%だった場合は、暴落時の耐性は減少していきます。
もしも現金比率が30%以下だったら、耐えられずに全株式を売却してしまっていたかもしれません。
<ここで最大の教訓>
現金比率が70%前後なら、今後どんな暴落がきても、もう私は狼狽することはないです。
肝に銘じます。
日経平均インバースの売却
3月頭に仕込んだ日経平均インバースですが、暴落時には一応保険として役に立ちましたが、だんだんと不信感が芽生えてきました。
どのような不信感かというと、例えて言うなら、アクティブ投信や仕組債に対する不信感というあれです。
アクティブ投信や仕組債が嫌いという人にはピンと来るかもしれません。
そもそも私、投資信託そのものが大嫌いなんです。
現物株はたくさん買ってますが、投資信託は買ったことありません。
投資信託なんて、結局胴元が儲かるようにできているだけじゃないかと思っています。(さすがに偏見です)
日経平均インバースについて色々と調べましたが・・・「長期的には日経平均の動きと乖離する」という部分。
ここが私にはよくわかりませんでした。
ここに投資信託や仕組債などと同じ感想を受けました。
どんなに調べてもここの部分が具体的にどういうことを意味しているのか、私には分かりませんでした。
私の頭が悪いのかもしれませんが・・・理解できないものには手を出すべからずとも言えます。
そしてこの頃、日経平均株価はボラリティがものすごく高くなって乱高下を繰り返していました。
「長期的には日経平均の動きと乖離する」がどういう意味なのかは分かりませんが、少なくとも日経平均株価が乱高下している状況でずっと持っていると望ましくないことはなんとなくわかります。
結局この部分の不信感が強くなり、日経平均インバースを売却しました。
3月頭に購入して、そこから約1か月後の4月頭には全て売却しています。
結局、この日経平均インバースの売買によっていくらかは利益を得ているのですが、コロナショックで大量の保有銘柄が値下がりしたので、得をした気持ちは全くありません。
そして、ここからは余談かつ結果論なのですが、ご存じの通り、ここから日経平均株価は大幅に回復することになります。
ツイッターで拝見した方の中には、コロナショックで保有銘柄を全て損切、その後日経平均ダブルインバースを購入、その後株価が値上がりして、ダブルパンチを受けて立ち直れない・・・といったつぶやきも見られます。
紙一重ですが、私もこうなっててもおかしくなかったと思います。
<ここで教訓>
日経平均インバースはダメ!(もちろんダブルインバースも)
暴落時のリスクヘッジにはなりません。
よく分からないものには手をだしてはいけません。
保有銘柄の売却
コロナショック中に耐え切れずにいくつかの銘柄を売却しています。
この売却はいずれも良くありません。
先ほど述べた通り、現金比率が70%程度あったなら、このような売却はしなかったと思います。
その中でも私が何を思って売却していたかですが
1、優待クロス可能な銘柄は現物で持つ必要がない
2、お荷物銘柄の整理
この2点です。
1の観点から売却したのは、アークス、マクドナルド、カッパ・クリエイト、吉野家 などです
いずれも優待クロスでゲット可能ですので、あえて現物で持つ意味は薄いです。
2の観点から売却したのは、ヴィレッジヴァンガード、三洋堂、昭文社 などです
いずれもオンラインブックやネットショップなどの時代の流れから少し取り残されている銘柄です。常々売却しようと思っていました。
オートバックスやタマホームなどは・・・優良銘柄ですのであえば売却しなくてもよかったですね。このあたりは完全に狼狽売りでしょう。
(オートバックスはよくわからない売買していますね。これは注文ミスです。売り注文と間違えて買い注文をしてしまい、その後200株売り注文をしたようです。手数料損ですね・・・)
まとめ
それでは教訓をまとめます
<最大の教訓>
現金比率を70%にすれば、どんな大暴落にも耐えることができる
<教訓>
暴落時の売却はやっぱりよくない。
特に日経平均インバースなどに手を出すのは最悪。
以上です!
私なりにですが、なかなかよくできました。
印刷して貼っておきたいな~