私の株式保有銘柄や買付余力について、自分なりに分析をしてきた結果、これ以上持ち株を増やすのは望ましくない。日経平均株価に連動しない投資先を増やすべきだという結論に達しています。
その辺りの経緯については、これらの記事に書きました。
今回の記事はついにソーシャルレンディングに申込をした報告です。
目次
私が参考にしたブログ
雑誌や本で調べるよりも、ブログを見た方が遥かに参考になります。
特に収支をある程度公開しているブログは、リアリティがあって、ものすごく参考になるのです。
私がソーシャルレンディングを始めるにあたって、参考にしたブログは以下の2つです。
リンク先のブログ主様にも、事前に許可をとりましたので、紹介させて頂きますね。
(もちろん参考にはさせて頂きましたが、実際に投資するかどうかは完全に自己責任になります。念のため。)
じゅん様のブログ
私がソーシャルレンディングを始めようと思ったきっかけになったブログです。
たくさんの投資先に分散投資されていますが、その収支も公開されており、いつも参考にしています。
ソーシャルレンディングではクラウドバンクという業者を使って投資されていて、配当金がチャリンチャリンと入ってくる様子が楽しそうなのです〜
ロドスタ様のブログ
こちらは本格的なソーシャルレンディング特化ブログです。
ソーシャルレンディングに特化したブログはほとんど見当たらないので、こちらのブログには助けられました。
私はソーシャルレンディングについて素人でしたが、こちらのブログをかなり読み込んで勉強しました。
投資されている金額はかなり多いです。その収支も公開されているので、非常に参考になります。
ソーシャルレンディング業者一覧
とりあえず、主要な業者を挙げておきます。
1、マネオ
2、SBIソーシャルレンディング
3、クラウドバンク
4、クラウドクレジット
5、オーナーズブック
6、ラッキーバンク
他にもありますが、主な業者はこのくらいです。
この中からどの業者を選ぶかが問題ですね。
私の性格上、地味だけど最も安全と思える業者にしました。。
だいたいどこか分かりますよね・・・一応答えは後編まで引っ張りたいと思います。(笑)
みんなのクレジット事件
どうしてもソーシャルレンディングに投資するに当たって、この事件は調べない訳にはいきません。
ソーシャルレンディング業界に暗い影を落とす、みんなのクレジット事件とは・・・
時系列
2016年4月 みんなのクレジットが営業開始。投資案件募集が始まる。
2017年1月 証券取引等監視委員会がみんなのクレジットを検査
2017年3月 証券取引等監視委員会が検査報告。一ヶ月の業務停止命令と改善命令。
2017年7月〜 償還を迎えたファンドが償還されず。多数の被害者が出ているようです。
杜撰な管理体制
こちらが2017年3月の証券取引等監視委員会の検査の内容です。
株式会社みんなのクレジットに対する行政処分について:財務省関東財務局
これを見ると、かなり杜撰な管理体制だったことが分かります。
貸出先は親会社だった。
公式サイトで「事業者に○○%の金利で○○円貸し出します」といった記述はウソで、ただ親会社等への貸付しているだけだった・・・
実際は担保を取っていなかった。
貸付の際に不動産等の担保をとっていますといった記述はウソで、実はほとんど担保を取っていなかった・・・
ファンドの償還金に他のファンドの出資金が充てられていた。
まさに自転車操業状態ですね。これを続けていたら、いつか行き詰まるに決まっています・・・
キャンペーン等に、他のファンドの出資金が充てられていた。
顧客獲得の為にかなり高額のキャンペーンをやっていましたが、それも他のファンドの出資金が原資だったようです。ひどい話ですね・・・
社長の借金返済にファンドの出資金が充てられていた。
極めつけはこれです。もうムチャクチャですね・・・
被害は陸マイラー界にも
かなり派手なキャンペーンをやっていましたが、その方法の一つとして、ハピタス等のポイントサイトを使っていました。
2016年当時、このみんなのクレジット案件を紹介した陸マイラ―ブログは多かったのではないでしょうか。
陸マイラ―のブログ主も、こんな案件を読者に紹介してしまい、読者に損失を与えてしまって申し訳ないと思っているはずです。(案件に申込するかどうかは自己責任なのですが、それでも・・・さすがにこれは・・・)
一番被害を受けたのは、案件に申込して投資してしまった陸マイラ―ブログ読者の方ですね。
単なる広告なら投資しなかったけど、いつも見ているブログの人が推奨している案件なら・・・と思って投資した人もいたのでは。。
教訓
みんなのクレジットみたいにムチャクチャやっていても、それに何百万円も投資してしまったという被害者もいます。
たとえムチャクチャでも、サイトに掲載されている情報をウソかどうか判別する方法がないといのが大きな問題かと思います。
そこで、ソーシャルレンディングは業者選びが最も重要ということになります。
とにかく絶対に信頼のできる業者を選ぶべきです。これが鉄則かと思います。
・・・そうなると私がどの業者を選んだかだいたい分かりますよね。(一応後編まで引っ張りますが)
個別の遅延案件
みんなのクレジットは業者そのものが、杜撰だった例でした。
では、ソーシャルレンディング業者が健全だったら、リスクはないのでしょうか?
そんなことはありません。例え業者が健全でも100%ノーリスクとは言えません。
例えばロドスタ様のこの記事
マネオで支払遅延が起こったことが書かれています。(最終的に損失はでなかったようです)
また色々検索していると、本当にごくごくまれですが、貸し倒れが発生したこともあるようです。(貸し倒れとは、投資したお金の元本が返ってこなくなること)
この対策としては、ありきたりですが、一つの案件にお金を集中させず、少額を多数の案件に分散することです。
それと担保のある案件だと、たとえ貸し倒れが発生しても、担保からある程度回収できるようです。
また、当たり前のことですが、利率が高い案件ほど貸し倒れリスクも高くなります・・・
とにかく石橋を叩いて渡るように、最初はごくごく少額から、慎重に始めるのが良いのではと思います。
後編へつづく
記事が長くなりましたので、後編に続きたいと思います。
ここまで書いてきたことを踏まえて、後編ではどの業者を選んだか、また投資する際に自分で作ったマイルールなども書きたいと思います。
ではまた後編で会いましょう~