SBI証券のサイト等を見ていると最近やたらに「つみたてNISA」の宣伝をしていますね。
私って新しいものが出ると、すぐに飛びついてしまいたくなる性格なのです。。その結果色々手を広げすぎて困るんですよね~(要約すると節操ないということになります・・・)
しかし今回は、いきなり申し込むのではなく、まずは色々と調べてみました。
その過程で現行NISAロールオーバーについて思ったこともありますので、そのあたりのことを自分の為の忘備録としてまとめておきます。
(あくまで自分の為の忘備録であって、全ての人に当てはまるわけではありません。スミマセン。。)
現行NISAとの比較
(SBI証券公式サイトより)
現行NISAとの主な違いは
①非課税枠が年間40万
②2037年までの20年間
③投資信託等のみ
こんなところですかね・・・
①は許容できる範囲。非課税枠が40万円というのは、夫婦だと80万円。
私の場合、そもそも現行NISAの120万円(夫婦で240万円)も使い切れていないのが現状ですから、40万円程度でもまあいいかな。
②は大きなメリット。現行NISAは2023年まで。ロールオーバーの期間まで含めても2027年で終わりですからね。それよりも10年も長いのはいいことです。
③がダメ。投資信託等のみというのは・・・
そもそも私は投資信託があまり好きでなく、やっていません。
(これはもう好き嫌いのレベルです。ここで現物株か投資信託のどちらが良いかという検討をしても仕方ありませんので・・・)
ただ、ETFなら過去に買ったこともありますので、検討の余地ありですが・・・
SBI証券のつみたてNISA取扱銘柄では今のところETFはないようですね・・・
ただしETFはOKと書いてあるブログもありました。どっちなんだろうと思い色々調べてみると、
見つけました~ここの金融庁のPDFに書いてあります
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-1/03.pdf
このあたりですね~
ということは、今後ETFは取扱銘柄に加わってくる可能性はありますね・・・
最大の欠点は現行NISAとの選択制
そして一番の欠点は現行NISAとつみたてNISAとの併用不可
これは・・・ダメですね。致命的です。
もちろん来年以降も現行NISAで現物株を買っていきたいという思いもありますし・・・
それよりも最大の問題は現行NISAのロールオーバー
現行NISAのロールオーバー
私の場合かなりの現物銘柄をNISAで購入して長期保有しています。
2014年に購入した銘柄が5年経過するのが2019年・・・
この時、購入した銘柄をロールオーバーするかどうかを選択します。
(SBI証券公式サイトより)
以前は、株価が値上がりして、NISA枠の120万円を超える場合は、120万円までしかロールオーバーできず、超える分は売却するか特定口座へ移動するかしなければならない予定でした。
ところが、平成29年度税制改正大綱で、120万円を超える分も全てロールオーバーできるように改正されました!
これはかなり嬉しいニュースです。2014年に勢いで現行NISAで株を購入してそのままほったらかしにしている人は、だいぶ株価が上がっていると思われますが、これでロールオーバーで悩む必要はなくなりました。
しかし、よく考えれば、ロールオーバーで現行NISA枠120万円を使い切ってしまえば、2019年からは現行NISAで新規購入はできないことになります。
そして、つみたてNISAを選択した場合は、現行NISAは併用不可なので、丸々ロールオーバーできないという事態になると思われます。
(ここの確証はないですが、つみたてNISAを選択しても現行NISAのロールオーバーは可能というのは虫が良すぎますよね。たぶん無理でしょう)
ということで、もう必然的に、2014年以降現行NISAで買った株がまだ残っている人は、ロールオーバーの為に、現行NISAに留まらざるを得ないということになります。
結論
ということでつみたてNISAは全く使えません。
あーあ、誰だろうこんな「使えない制度」考えてしまった人は・・・
(スミマセン表現が若干過激になりました。あくまで私の場合に限りです。今までほとんど現行NISAを使ってこなかった方などはつみたてNISAの方が良い場合もあります)
以上つみたてNISAと現行NISAロールオーバーの記事でした~
次はiDeCoも研究しようかな〜